この人に聞きたい：知立団地一日派遣村実行委員会・高須優子代表 ／愛知 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

◇住民として放置できない 東京・日比谷公園の「年越し派遣村」を契機に、昨秋からの急激な景気悪化で仕事や住居を失った労働者への支援活動が全国各地に広がった。知立市昭和の知立団地で４月２６日に住民が開いた「一日派遣村」もその一つ。「同じ地域の住民として放置できない」と立ち上がった実行委員会代表の高須優子さん（６５）＝知立市八ツ田町＝に聞いた。【安間教雄】 －－開催の直接のきっかけは何でしたか。 岡崎市で３月に実施された派遣村「反貧困・駆け込み相談会」にボランティアで参加した際、知立市から相談に訪れた人に「知立でやる予定はないか」と尋ねられたことです。自宅近くの知立団地に住む日系ブラジル人の友達からも「解雇されて生活できないブラジル人が急増し、相談に応じ切れない」と聞き、迷わず開催を決めました。 －－なぜ知立団地に絞ったのでしょう。 ここには４月１日現在で約２４５０世帯の約４９００人が住んでいま

[nijuusannmiri]

「ここには４月１日現在で約２４５０世帯の約４９００人が住んでいますが、世帯の５１％と人数の５４％が日系のブラジル人やペルー人です。彼らはこの不況で真っ先に解雇され、７～８割が職を失ったともいわれます」