東日本大震災：津波対策に不信あらわ 緊急の町内会長会議－－御前崎 ／静岡 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

浜岡原発が立地する御前崎市は１８日、緊急の町内会長会議を開き、中部電力から説明を受けた。東日本大震災で被災し深刻な事態を招いている福島第１原発の現状を踏まえ、出席者は中電の津波対策へ不信をあらわにした。一方、中電は廃炉にする１、２号機に１０００体超の使用済み燃料棒を保管していることを明らかにした。 浜岡原発は現在、４号機と５号機が営業運転しており、３号機は定期点検中。３号機と４号機は福島第１原発と同じ「沸騰水型軽水炉」で、５号機は「改良型沸騰水型軽水炉」を採用している。 町内会長会議には３４人の町内会長が出席した。大石昇嗣会長は「浜岡原発が福島第１原発のようになることは避けなければならない」と訴えた。 中電の説明が終わると出席者から質問が相次いだ。 「東海地震は３連動型地震になる恐れがある。津波の高さを８メートル（とした中電の想定）を超えないのか」「ありえないとされたことが起こった。中電の