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今週の本棚:小西聖子・評 『動物からの倫理学入門』=伊勢田哲治・著 - 毎日jp(毎日新聞)
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今週の本棚:小西聖子・評 『動物からの倫理学入門』=伊勢田哲治・著 - 毎日jp(毎日新聞)
◇小西聖子(たかこ)・評 (名古屋大学出版会・2940円) ◇「生き物を大事に」はルールといえるか 佐... ◇小西聖子(たかこ)・評 (名古屋大学出版会・2940円) ◇「生き物を大事に」はルールといえるか 佐渡のトキは大切に保護されているが、世界では数え切れないほどの動物が毎日食肉処理されている。私たちの食生活は動物の大量殺戮(さつりく)の上に成り立っている。本書によれば、鶏は日本に3億羽近くいるそうだ。人間の数よりも多い。鶏が動けないくらいぎゅうぎゅうにケージに詰め込む飼い方もあるらしい。その方が面積当たりの卵の数は多いのだそうである。まるっきり工場製品みたいである。トキと鶏に対するこの価値判断の違いにどのように理屈がつけられるのだろうか。 食肉だけでなく、動物実験や動物園での飼育、野生動物の保護の問題など動物に関する倫理にはホットな問題がたくさんある。人間の動物に対する行動や感情は複雑で矛盾が多い。ペットロスでうつ状態になりながら、おいしいハムを探すのに余念がなく、動物実験の成果である新薬