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今週の本棚:沼野充義・評 『庭、灰/見えない都市』世界文学全集2-06 - 毎日jp(毎日新聞)
◇キシュ著/カルヴィーノ著 (河出書房新社・2520円) ◇失われた父と中欧世界が浮かび上がる 旧ユー... ◇キシュ著/カルヴィーノ著 (河出書房新社・2520円) ◇失われた父と中欧世界が浮かび上がる 旧ユーゴスラヴィア出身の作家、ダニロ・キシュ(一九三五-一九八九)の初期の代表作の一つ、『庭、灰』(原著一九六五年)の翻訳が、このたび、池澤夏樹氏個人編集の「世界文学全集」に収められた。あわせて同じ巻に収録されたのは、現代文学の名作として既に広く読まれているイタリアのカルヴィーノの『見えない都市』(原著一九七二年)である。二人の作家を並べてみると、中・南欧のヨーロッパ周縁から二〇世紀後半の世界文学を切り拓(ひら)くビジョンを発信した稀有(けう)の才能の共通性も見えてくるようで興味深い。 ここでは本邦初訳の『庭、灰』を主に取り上げよう。キシュの自伝的作品としては『若き日の哀(かな)しみ』(山崎佳代子訳、東京創元社)と『砂時計』(奥彩子訳、松籟社)の二作品がすでに紹介されており、『庭、灰』をあわせて
2010/06/26 リンク