八百長問題：提出の携帯「解析に１、２カ月」…調査委 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

特別調査委員会を終え会見する伊藤滋座長＝東京・両国国技館で２０１１年２月５日午後９時９分、武市公孝撮影 八百長問題を調査している日本相撲協会の特別調査委員会（座長＝伊藤滋・早稲田大特命教授）は５日、東京・両国国技館で会見し、協会に対し八百長への関与を認めていた力士ら３人が、調査委の事情聴取でも八百長の事実を認めたことを明らかにした。調査結果は、６日に開かれる協会の臨時理事会で報告される。３人の処分について、伊藤座長は「６日の（理事会での）処分はありえない。解雇してしまうと調査が継続できなくなる」とし、理事会に処分保留を求める。 調査委では、５日までに疑惑を持たれている力士や親方計１４人から事情を聴取。伊藤座長によると、３人以外の１１人については「明確に（関与は）断定できなかった」という。１４人以外に疑惑が持たれる関係者も浮上しなかった。全協会員を対象に実施したアンケートでも、八百長の存在を