全日空：「７８７」初の営業飛行 最新鋭機に称賛の声 － 毎日ｊｐ(毎日新聞)

搭乗ゲート前で鏡開きを行い、７８７の初営業飛行を祝福する全日空の伊東信一郎社長（左から３番目）ら＝三島健二撮影 全日本空輸は２６日、同社が世界で初めて導入した最新鋭の中型旅客機「ボーイング７８７」の初の営業飛行を成田－香港間の国際線で行った。同行した伊東信一郎社長は会見で、１２年度中に７８７を２０機導入して欧米で新規路線開拓を目指すなど、同機を国際線強化の切り札として活用する方針を表明。フライトでは乗客から快適な乗り心地に称賛の声が上がった。 伊東社長は出発前の会見で、７８７を「民間航空のゲームチェンジャー」と表現。大型機並みの航続距離を持ち、従来機より約２０％燃費性能が向上した同機の登場で「大型機では採算がとれない外国都市への就航が可能になった」と説明し、新路線の開設に意欲を示した。就航候補地として、欧州ではスイスやベルギーを例に挙げた。米西海岸でも新路線開設を検討していることを明らかに