フェリー事故：現場で解体し撤去へ 三重県庁で社長説明 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

報道陣の質問に答える「マルエーフェリー」の有村和晃社長＝三重県庁で１１月２５日午前１０時３分、岡大介撮影 三重県熊野市沖の熊野灘で起きたマルエーフェリー（鹿児島県）のフェリー「ありあけ」の横転事故で２５日、同社の有村和晃社長は三重県庁を訪れ、座礁しているフェリーの撤去方法などについて説明した。有村社長は「解体以外は難しい」と述べ、現場で解体して撤去するとの見通しを明らかにした。 フェリーは同県御浜町の七里御浜海岸で横倒しになっている。同社は、フェリーから漏れた燃料の重油の抜き取りや船体撤去が完了する時期を明らかにするよう求められていたが、有村社長は具体的な日付には言及しなかった。その後の報道陣の取材に、船体撤去について「油の抜き取りを最優先しており、今は考えていない」と断った上で、「（解体することに）ならざるをえないだろう」と話した。また、地元住民に情報を開示するよう県から求められたことを