記者の目：伸助さん引退 「暴力団と交わらず」明確に示せ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

週６本のレギュラー番組を持っていたタレント、島田紳助さん（５５）が、暴力団関係者との交際を理由に引退を発表（８月２３日）し、テレビ画面から姿を消して半月がたった。突然の発表には驚いたが、紳助さんの会見も、会見を長時間放送したテレビも「暴力団関係者と交際してはいけない」という一番大事な点を避けているように思えてならない。そして、何事もなかったかのように番組が続いていることにも違和感を覚える。 紳助さんの魅力は、リーゼントにつなぎ（作業着）スタイルで漫才ブームの一翼を担った紳助・竜介の「ツッパリ漫才」以来の、やんちゃで毒のあるトーク。出演者をいじって笑わせるスタイルが支持された。自ら企画した若手漫才師の日本一決定戦「Ｍ－１グランプリ」は昨年まで１０年間続き、再びお笑いブームを巻き起こし、番組から人気タレントを生み出すなど、高いプロデュース能力で高視聴率を稼いできた。 「行列のできる法律相談所」

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この一件は紙媒体からしたら、テレビを切り崩す最大のチャンスだよね。