ひと：榛村純一さん＝日本茶業中央会会長に就任 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

東京電力福島第１原発事故では、多くの農畜産物が放射性物質に汚染され、産地は大きな打撃を受けた。お茶も例外ではなかった。そうした厳しい状況の中、８月に社団法人・日本茶業中央会の会長に就任した。 中央会は全国の茶生産者や茶商、輸出業者らを束ねる組織で１２０年余の歴史がある。東京電力との損害賠償交渉など課題は山積しているが、「風評被害対策を含め政府の支援こそ重要だ」と訴える。 ７７年から０５年まで７期、合併前の静岡県掛川市長を務めた。家業は林業だが、掛川市は全国有数のお茶の産地とあって、市長時代は「全国茶サミット」を提唱するなど、積極的に茶業振興に取り組んだ。 常々、「日本人はコメを食べ、魚を食べ、そして茶を飲んでいれば元気になれる」と語る。特に「お茶を飲めばがんが防げる」として、市長在任中、市立病院内に、成人病予防などに役立てるため、お茶の効能を調べる研究チームを創設した。 全国組織のトップと

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元・掛川市長、余計なことはともかく賠償交渉と茶の信用回復が大事。