高気圧カプセル：ＪＡＤＡ「見解はまだ先」 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

スポーツ選手が疲労回復などに利用する「高気圧カプセル」を販売する業界団体に対し、世界反ドーピング機関（ＷＡＤＡ）が「カプセルはドーピングには当たらない」と回答した件で、日本アンチ・ドーピング機構（ＪＡＤＡ）は２日、国内の競技団体に対し「今は公式な見解を出せる状況にはない」との立場を明らかにした。 同日、東京都内で来年の禁止薬物リストなどに関する説明会が開かれ、ＪＡＤＡの浅川伸事務局長が「禁止リストでは（カプセルに）該当する条項が来年も変わらず、（ドーピングに当たらないという）正式決定が理事会でなされたという情報もない。いいのか悪いのか判断できる状況にない」と述べた。ＷＡＤＡに問い合わせたところ、来年１月に禁止リストを協議する委員会があり、その場で再び議題にのぼる予定という。 ＪＡＤＡは今年６月、「現時点では使用を控えるべきだ」との見解を発表。北京五輪の日本選手団や日本高校野球連盟の加盟校が