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西アフリカ、マリ共和国にて
政情不安が長年叫ばれ続け、そのエリアの大多数が世界最貧民国に数えられる場所、西アフリカ。 中でも民... 政情不安が長年叫ばれ続け、そのエリアの大多数が世界最貧民国に数えられる場所、西アフリカ。 中でも民主的な政治体制が敷かれていると言われていたマリ共和国において、つい先日、クーデターが起こった。 一部ニュースで報じられてはいるものの、その現場に住むモノとして今回のクーデターの経緯とその背後に潜むもの、マリだけではなく西アフリカの将来について思うことをつらつらと書いてみようと思う。 概況 21日昼に北部地域の戦闘に関してデモが発生。 その集団が防衛大臣の対応に不服としてマリ国営放送局を占拠し、同日夜、関連勢力が大統領府を襲撃、大統領近衛兵との戦闘の末、22未明には大統領府の占領が完了し、クーデターが一応成功した、とのことのようです。 流れを見ていると突発的な行動のようにも見れますが、連動する形でガオ(北部地域の戦略拠点)の軍長官が追われていて、事前準備の有無や反抗勢力(クーデター側)の様子がま
2012/12/11 リンク