消えたのではなく、溶けた。 - ある広告人の告白（あるいは愚痴かもね）

一昨日、親しくさせていただいているあるカメラマンの方とゆっくり話す機会がありました。 私はその方の写真が単純に好きです。ブログを参照してもらえればわかると思うんですが、なんかまっすぐなんですね。こういう写真を見ていると、なんとなくね、批評の言葉というのが下品に思えてくるんです。こうだからいい、とか、ああだから悪い、とかではなく、ただ、ええなあ、と。そんな感じ。 以前、ご一緒させていただいた広告の仕事。長野県の上田市のロケ。 細い路地をロケハンしていたとき、突然、その方は立ち止まり、すっと息を吸い込んで、肩幅に足を開き、カメラを背筋を伸ばした目の位置に持っていって、息を止め、シャッターを押しました。私は、背後からその姿を見ていたんですが、一瞬、その方の存在が消えてしまったような気がしたんですよね。１秒もないくらいの、ほんの一瞬ですが。 うまく言葉にはできないけれど、その方の写真を見て、ええな

[kodaif]

"私は、背後からその姿を見ていたんですが、一瞬、その方の存在が消えてしまったような気がしたんですよね。１秒もないくらいの、ほんの一瞬ですが。"

[mangakoji]

ああ、凄い。俺は前進が目玉になるかんじだから、逆だよな

[shiraber]

仕事で体験してみたい。だけどクリエイターに与えられた特権なんだと。大変なクリエイター業のなかのギフトって感じです。

[tohokuaiki]

カメラマンて不思議