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初音ミク、或いは21世紀生まれの「息のしない巨大な怪獣」 - 殿下執務室2.0 β1
何となく、増田で話題になってた辺りから幾つか派生記事などを読みつつミク話などを。 なお、文中に「初... 何となく、増田で話題になってた辺りから幾つか派生記事などを読みつつミク話などを。 なお、文中に「初音ミク」とあるのは、ほぼボカロエンジンの疑似声楽シンセサイザーソフト……つか、MEIKO・KAITO・CVシリーズ・がくっぽいど諸々と読み替えて下さって結構。 初音ミクの曲について思うのは、スケール感の希薄さである。ぶこめで「ダイナミックレンジのなさ」と書いたが、そういう部分でのパンチ力の欠如みたいなのは人間のボーカルと比較した場合に際立つ部分であり、その意味ではフルートに対するリコーダー、ピアノに対するチェンバロ的な面は感じられる。けだし、現状の「機械」のスペック的な限界、ではあろう。 ただ、音楽を作曲する側やエンジンを開発した側、声を吹き込んだ声優といったバックグラウンドはあくまで人間なので、「機械」である範囲は限定的に過ぎず、「機械」というギミックに拘りすぎることが却って「音楽」として色
2012/10/19 リンク