平成ニッポンの「病み」と「阿鼻叫喚」の象徴か・・・：千里一隅（せんり・いちぐう）：So-netブログ

いつの頃からか「飲んでから飲」んだり、「飲む前に飲む」のが、中高年だけではなく、結構若い方々にとっても習慣と謳われてきた。 昨日の夜は、東京を代表する歓楽街の近く、これまた日本を代表する丸の内への道路脇では、20代の女性2人が歩道と車道の境目に腰を下ろして、金麦とチューハイの缶を飲んでいたのを目撃。 こんな飲み方も何だか「平成ニッポンの衰退（？）」を感じさせるに充分だった（写真を向けようとしたら目があったので止めました）。 飲み放題800円（時間制限あり）みたいな、もう「この世の果ての阿鼻叫喚」みたいな若者向けの居酒屋が、何年も続くとは思われないけれど、古代ローマも（塩野七生さんによれば、ですが）うまいものを食べて、大酒を飲みながら「機嫌よく」衰退した、そんなひそみに倣うのが今日の日本かもしれない、と思わせる。 そのひとつの象徴かも、と思わせたものがこれ。 （2012年11月1日

[hiroomi]

「20代の女性2人が歩道と車道の境目に腰を下ろして、金麦とチューハイの缶を飲んでいたのを目撃。」