年金・社会保障コラム 第１６回│hi-hoマネー

ケイタさんは、夫婦と小学生の娘２人の４人家族。先日、同じ社宅の先輩から「今年の６月から児童手当をもらい始めた」と聞いて、ビックリしました。自分の勤務先の給与水準では児童手当はもらえないものと、あきらめていたからです。 ２００６年４月から児童手当制度が改定され､対象となる世帯が拡大しました。新たに対象となった世帯の４月・５月分の支給が、６月から始まっています。 改定のポイントは次の２つです。 支給対象年齢が、これまでの小学校３年生までから小学校６年生までに拡大された。 支給対象世帯となるための所得制限が引き上げられた。 この改定で､支給対象世帯は大幅に拡大し、「対象年齢の児童への支給率はこれまでの約８５％から約９０％にまで高まりました。 今年４年生になった子供がいる世帯で、これまで児童手当を受給していた場合には､自動的に支給が継続されています。小学５年生・６年生のいる世帯や､