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超映画批評「ジョバンニの島」85点(100点満点中)
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超映画批評「ジョバンニの島」85点(100点満点中)
「ジョバンニの島」85点(100点満点中) 監督:西久保瑞穂 声の出演:市村正親 仲間由紀恵 泣ける度、... 「ジョバンニの島」85点(100点満点中) 監督:西久保瑞穂 声の出演:市村正親 仲間由紀恵 泣ける度、トラウマ度ともに高し 戦争を扱った映画には大きく2タイプある。戦争を外交政策のひとつとしてマクロに見つめる、すなわち政治映画としてのそれ。もう一つは、そこに巻き込まれる生活者を描くミクロの視点。後者の場合は戦争イコール天災のごとく描かれることが多く、開戦理由だとかその必然性を描くことは重視されない。 1945年の色丹島。父、祖父とくらす10歳と7歳の兄弟、純平(声:横山幸汰)と寛太(声:谷合純矢)は、戦闘とは無縁のおだやかな少年時代を送っていた。ところが終戦直後にソ連兵が突如侵攻。彼らの家や財産は没収され、かつての母屋にはソ連将校の一家が暮らすことに。その娘ターニャ(声・ポリーナ・イリュシェンコ)との交流に一時の幸福感を覚えるも、二人の家族はやがて過酷な運命に巻き込まれる。 「ジョバンニ