『ヒミズ』二階堂ふみ、「小さな希望が見えるラストが気に入っています」：@nifty映画

14日（土）の公開後、名だたる著名人がお忍びで映画館を訪れているという園子温監督最新作『ヒミズ』。主人公・住田に惹かれていく少女・茶沢を演じた二階堂ふみに話を聞いた。漫画家・古谷実による同名コミックの実写化で、普通の大人になりたかった15歳の少年・住田が、衝動的に父親を殺害。その夢を捨てると同時に、“オマケ人生”と残りの人生を決めつけ、世間の悪人を殺していこうとする姿を描く問題作。昨年のヴェネチア映画祭で主演の染谷将太と二階堂ふみが、日本人初の快挙となる最優秀新人俳優賞（マルチェロ・マストロヤンニ賞）をW受賞したことでも話題の一作だ。作品や役柄と「リンクする要素が多かった」と語る二階堂は、「少女から女性へと変わりつつある茶沢が今の自分とすごくリンクしていて、どう演じればいい女に変われるか考えていました」と撮影当時を回想する。 (C)「ヒミズ」フィルムパートナーズ一方、「『ヒミズ』は今の日本