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『アングリーバード』 アメリカ対アメリカ
日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映... 日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 【ネタバレ注意】 今どき『アングリーバード』ほど凶暴な映画は珍しいのではないだろうか。 原題『ANGRY BIRDS』を50年代っぽく訳せば「怒れる鳥たち」となるだろうが、50年代の「怒れる若者たち」の怒りが社会に向けられていたのに対して、本作の鳥たちの怒りは他国に向いている。映画『アングリーバード』は、一見するととんでもない戦争万歳映画なのだ。 『アングリーバード』の内容を簡単に紹介すれば、単一の民族だけで平和に暮らしていた国が、外国の他民族に略奪されて怒り出し、相手国まで遠征して戦争する話だ。 それでいいの?と云いたくなるほど、今どきの映画とは逆の展開だ。 大人向けの映画なら判らなくもない。個人的な復讐話はアクション映画等の定番
2016/10/24 リンク