朝日新聞デジタル:ガンバ大阪 欧州遠征、遠藤の手応えと確信-マイタウン大阪

先日の欧州遠征で、日本代表最多キャップを「１２３」に更新したガンバ大阪のＭＦ遠藤保仁。帰国した１８日、眠そうな目をしながらも取材に答えてくれた。 「（世界の中で）自分たちがどこに置かれているかはよく分からないけど。ある程度手応えはあったし、さらに成長すればいい」 フランス戦では目立たなかったが、チームは金星。ブラジル戦は無得点だったが、決定的なパスを通して存在感を見せた。「あとはスピーディーに、より正確にすれば」。目指す方向性に確信を深めたのだろう。 もちろん差も感じたという。フィジカル面に加え、「トップスピードでボールを扱う精度」だ。欧州組はともかく、Ｊリーグでも縮めることは出来るのか。「意識すれば。感じた人しか分からない部分もあるから。一人一人が今置かれている立場でしっかりやれば、十分伸ばせる」。Ｊ一筋の遠藤が、その点に長（た）けているのだから、うなずける。 「世界に対する日本