asahi.com:解体するごみ焼却場-マイタウン和歌山

◎６５００万円かけ補強／和歌山市 和歌山市が使わなくなったごみ焼却場の建物を２６年間も解体せずにいたら、撤去費用が６５００万円も余計にかかることになった。撤去作業に当たる作業員の安全を確保するため、壊す建物に補強をする羽目になった。市は「早く解体すべきだった」と反省しきりだ。 和歌山市塩屋１丁目の和歌川河川敷に立つごみ焼却施設「第１工場」。１９７１年に稼働し、８５年に停止したが、解体・撤去は財政難などを理由に先送りされた。 その後の対応は細切れで、まず２０００年度、倒壊の恐れのある煙突を約９００万円で撤去。さらに昨年度、外壁のはがれた電気集じん機を約４８００万円で撤去した。 残る建屋本体は今年度に撤去することを決め、一般会計当初予算には工事費１億４千万円を計上した。 しかし、４月に工場内を改めて調べた結果、和歌山労働基準監督署から「ダイオキシン類を除去する高圧洗浄に耐えられず、崩

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撤去作業に当たる作業員の安全を確保するため、壊す建物に補強をする羽目になった。