「週刊ポストモダン」が創刊 | 虚報タイムス

大手出版社の中学館は２日、ポストモダンを専門とする世界初の大衆向け雑誌「週刊ポストモダン」と創刊することを明らかにした。創刊号はこの日から書店に並び、手に入れようとする人々で長蛇の列となった。 中学館の徳田社長は、「ポストモダンはよくわからないと言われるが、私もよくわからない。だからこそ雑誌というメディアを活用し、ポストモダンを一般に紹介することが必要だと考えた」と述べ、少なくとも５００号までは毎週発行を続けていく意向を示した。 創刊号は「ポストモダンのごった煮空間」をコンセプトに編集。最大の目玉はジョン・ケージの４分３３秒が着うたランキングで一位に輝いた事の特集記事だ。ジョン・ケージに敬意を表し、巻頭から最終ページまですべて白紙となっている。 「週刊ポストモダン」創刊号は４２０円。全国の書店、コンビニなどで購入できる。

[muchonov]

元ネタのチョイスが80年代現代思想ブーム頃の枠組で、そこから一気にソーカル事件に飛ぶグリッドの粗さ。ポストモダニズムの政治的側面が漂白されて移入された歴史が（おそらくは無自覚に）再演されてる気がする…。

[TM2501]

“ジョン・ケージに敬意を表し、巻頭から最終ページまですべて白紙となっている。”これ、雑誌じゃねーよ！自由帳だよ！

[littleumbrellas]

はてブのおすすめタグ「雑誌」「現代思想」に吹いた。乗っかって悪乗りしてるみたいで。

[Fondriest]

製作者の意図はともかく日本の「ポモ」がこんなレベルであることは単なる事実でパロディにならず笑えない