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岩手県八幡平市で8日、全国でも珍しい女性が参加する荒行として知られる『平笠裸参り』が行われました。 『平笠裸参り』はおよそ300年前、岩手山の噴火が鎮まることを願って始まったとされます。 その後、戦争で出征した夫や息子の無事を祈るため女性も参加するようになりました。 ことしは小学生からお年寄りまで女性を中心におよそ30人が参加。白装束に身を包み、時折、吹き付ける冷たい風で鼻を赤くしながら、市内の宮田神社から八坂神社までのおよそ8キロを練り歩きました。 参加した小学生 「みんなが安全に健康に過ごせるように願いながら歩きました」 アメリカ在住の女性 「（帰省した際に）北陸の地震があって、ふとこれを思い出して（参加した）。『あしたどうなるか分からない』という気持ちを一層強くしています」 参加した人たちは能登半島地震にも思いを巡らせながら歩みを進めていました。