#836.勉強は何の役に立つのか

「学校の勉強には何の価値があるのか」「学校の勉強は社会に出て役に立つのか」という話は、定期的に出てくる。なあに、今の若い者にはわからないかもしれないが、わしはなにしろ一九九八年からずっとここで見ておったから、間違いない。わしがここにホームページを開いたのは、そう、まだ二○世紀だったころの話じゃ。 昔話が始まったりはしない。とにかく、人はやりたくない仕事に出会うと「これは何の意味があるのか」「頭が痛いし熱もあるがしないといけないか」と考えはじめるものであって、これは母なる大自然が私たちに与えた本能である。うちの子もご飯となると、ハンバーグやらトリカラやらをまずきれいに食べてしまい、しかるがのちに「もやし炒めというのは食べないといけないものか。飾りではないのか。どういう栄養があるのか」とか「歯が痛いし口内炎ができているがこれは食べなければ駄目か」という、質問が始まる。お前さっきまで肉食うてる時

[shintya1228]

“科学が変なのでも、私たちがおかしいのでもない。ただこの世界と私たちがあまりに異なった存在で、私たちから見れば世界は変なところで、世界から見たら私たちが少し妙なのだろう”締めの文章すっげえいい

[mozunikki]

『「必要だったはずの場面を、知らないと見逃してしまってわからない」ということは確かにあると思うのだ。』　あるよね。今回も面白かった。