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おろちょんのお笑いマンガ道場: 別れた恋人は殺せ
友人(♀)から一通のメールが届いた。 18KB。開く前から嫌な予感。 ロクに改行もされていないその長文... 友人(♀)から一通のメールが届いた。 18KB。開く前から嫌な予感。 ロクに改行もされていないその長文メールはつまり、「昨日私はフラれました」と言いたいらしい。 10文字で済ませられる内容を、数十行に膨らませる力の根源は何なのか。 背筋が凍りつく思いである。 「別れた恋人は死んだものと思え」 これは私の信条である。 吉本から追放し、長い期間、いわゆる「干された」状態にしておいたにも関わらず、 死んだ途端、「偉大な芸人だった」「昭和が終わった」「国民栄誉賞を」などと手のひら返しな扱いをされた横山やすしを見ればわかるように、死者は常に美化される。 死者に鞭打つことが禁忌であるから、人は無意識に死者の「いい想い出」だけを脳内で増幅させる。 死者からは新しい(悪い)情報を与えられることもないので、想い出が"上書き"されることもない。 結果、死者は常に"スバラシイ人"になるのである。 そこで私の信条
2009/06/30 リンク