関西の私鉄 植物工場で農業参入…遊休地活用 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

企業が植物工場を活用した農業に相次いで参入している。特に各地に遊休地を抱える鉄道会社は、手持ちの資産を有効に活用しながら、「食の安全」に対する消費者の要望に応える新たな商機になるとみている。（野中智章） 地域活性化 近畿日本鉄道が３億６０００万円を投資した「近鉄ふぁーむ 花吉野」（奈良県大淀町）の植物工場は広さ約２１０平方メートルで、レタスやベビーリーフ、ラディッシュなど１０種類の野菜を栽培している。１９日に第１陣として出荷されるレタスは、２０日に近鉄グループのスーパー「近商ストア」の３８店舗に並ぶ。 もともとは近鉄が物流関連の施設を建設する予定だったが、計画変更で遊休地となっていた。近鉄は、植物工場の活用などで農業に参入することによって「地域経済の活性化にもつながる」（小林哲也社長）とみる。 立地も有利 阪神電気鉄道も今年１月、兵庫県尼崎市内の高架下（約１８０平方メートル）に４０００万円

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近鉄、阪神に、南海も