早慶、大阪で受験生向け講座 学生争奪戦激化 : ニュース・入試 : 大学 : 関西発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

私学の雄と言われる早稲田大（東京都新宿区）と慶応大（同港区）が、関西からの学生獲得に乗り出した。受験生に模擬講義などを体験してもらうオープンキャンパスを８月２日に大阪市内でそれぞれ開き、多数の参加者を集めた。早大は来春、大阪府茨木市の私立摂陵中学・高校を系列化し、学生の早期確保にも着手する。関西の有力私立大も東京で受験生向けイベントを開くなど、知名度アップを図る。大学全入時代を迎え、地域を越えた学生争奪戦が激化してきた。 慶大が首都圏以外でオープンキャンパスを開いたのは初めて。大阪・福島に５月に開設した慶応大阪リバーサイドキャンパスの会場には約３００人が集まった。早大は昨夏に続き２度目の開催。翌日には５月に協力協定を結んだ関西大のオープンキャンパスに「出張」し、２日間で約１５００人が詰めかけた。 高い知名度を誇る両大学だが、景気の低迷などで生活費の負担を敬遠する傾向もあり、首都圏以外の入学