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『それから』の高等遊民はどのようにうまれたのだろう: 鷹の爪団の吉田くんはなぜいつもおこったような顔をしているのか
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『それから』の高等遊民はどのようにうまれたのだろう: 鷹の爪団の吉田くんはなぜいつもおこったような顔をしているのか
朝日新聞で106年ぶりに『それから』が再連載されている。 主人公の長井代助はいわゆる高等遊民で、 親か... 朝日新聞で106年ぶりに『それから』が再連載されている。 主人公の長井代助はいわゆる高等遊民で、 親から金をだしてもらい、とくにはたらかずにくらしている。 『こころ』にでてくる「先生」も 仕事についていなかったけど、 はたらかないことが とくに話題にはならなかった。 長井代助は「先生」よりも、確信的に遊民であろうとする。 無論食うに困るようになれば、何時でも降参するさ。しかし今日に不自由のないものが、何を苦しんで劣等な経験を嘗めるものか。印度人が外套を着て、冬の来た時の用心をすると同じ事だもの。 いまでもなかなかこれだけ「すすんだ」かんがえ方は一般的でない。 はたらくことが常識になっているし、 たとえ経済的に可能であったとしても、 仕事をしないでじゅうじつした毎日をすごせるひとはすくないだろう。 代助は、親や兄夫婦から結婚をせまられはするが、 ちゃんとはたらけとはいわれていない。 夏目漱石