不寛容な人を寛容することの難しさ - ペンドラゴンの思索

不寛容な人間をどこまで寛容できるか。 人殺しを寛容すべきか。 人を殺す権利を認めるのか。 では、殺される方は・・・？ 生存権 を守ると殺す権利が侵害される。 だから、殺す権利をなくしている。 人を馬鹿にする権利はあるのだろうか。 いわゆる 表現の自由 。 反論する自由があるから良い？ 馬鹿にされない権利はないのだろうか。 被害者の権利を守れば 加害者の自由が失われる。 きのこの山 が嫌いな人を きのこの山 が好きな人は認められるのだろうか。 ヒロト、若林、クドカン、森達也……それぞれが考える「不寛容社会」における“正義”(てれびのスキマ) - 個人 - Yahoo!ニュース 「生まれが違えば自分もあのひとの人生を生きていたかもしれない」と思うとどんなひとにもすこし寛容になれる気がする。それでも「寛容主義者は不寛容主義者にどこまで寛容でいられるか問題」はくすぶり続ける。 2016/06/2

[watto]

残念ながら我々の社会は、「非寛容な相手にも寛容になるべきか？」が問題になるずっと手前、と言える程度に非寛容だと思います。「権力者やマジョリテイと、そうでない相手で、寛容さが非対称」と言ってもいい。

[quick_past]

不寛容に寛容になるためには、意見の正当性を多数少数の外に持てる社会が必要なんだろうけど、そこを踏み抜いてしまっているのが民主主義＝多数決という誤解だし・・・。まだまだ道は遠いっすね。

[Kitajgorodskij]

不寛容な「人」には寛容になれるよ。不寛容な「考え方」には寛容になれない。罪を憎んで人を憎まず、に近いかもね。安倍晋三だって極悪人だとは思わない。そういうこと。少し酔った状態で書いたので変わるかも・・。