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第2幕『山中遇鬼』その1: プレイレポートbyたきのはら
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第2幕『山中遇鬼』その1: プレイレポートbyたきのはら
鬼の砦に隠れ里伝説、舞台とするにはこのあたりがいいだろうか。 窓の向こうに鈴鹿山脈を望む小さな文書... 鬼の砦に隠れ里伝説、舞台とするにはこのあたりがいいだろうか。 窓の向こうに鈴鹿山脈を望む小さな文書館で、資料になりそうな本を山と積み上げながら、私は逡巡していた。 とりあえず一行は京の都から出発して東国に向かい、そのままみちのくを目指すというのが自然だろう。さて、では春の桜の終着点はどこにしたものか。山人に桜を持ち来るよう頼んだのが金売り吉次というのなら、やはり最後は奥州、平泉を結びの地としたものか。 そんなことを考えながらページを繰るうちに、ふと目に留まった一文章がある。 ――このとき、能登(のと)の国、石動山(いするぎさん)より小滝坊なる天狗がこの地を訪ない、数名の仲間と共に鬼の館を平らげたと伝えられている。小滝坊は天狗とされているが、一説には観音菩薩が修験者の姿を借りて現れたものとも、天狐すなわち稲荷神の使いともいわれており…… 受付に行って、小滝坊と鬼退治のことについて調べたいので