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第2幕『山中遇鬼』その3: プレイレポートbyたきのはら
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第2幕『山中遇鬼』その3: プレイレポートbyたきのはら
やがて、山中が切り開かれ、いくつも明かりが灯っているのが見えた。 「あれが瘤取り村だ。ずいぶん昔だ... やがて、山中が切り開かれ、いくつも明かりが灯っているのが見えた。 「あれが瘤取り村だ。ずいぶん昔だが、一度来たことがある」 鬼龍が言った。山の中の里とも言うべき村で、山人の商売相手でもあり、また刳り物や細工物などを山に暮らす人々から買い付けては里に売る仲買のようなこともしているという。山人の交易に用心棒として同行することの多い鬼龍は、この村のあることを知っており、ここを今宵の宿にと考えていたのだ。 「山を行くもののための宿も構えておったはずだ。行くぞ」 ほら、もうこうなったら普通に同道したほうがいいでしょう、と狐姿のまま芙蓉が妖夢の裾を咥えて引っ張る。が、寄って来た妖夢を鬼龍がじろりと睨む。慌てて妖夢が後ずさろうとするのをまた芙蓉がぐいと引き寄せる。 「あ、あの、私はいったいどうすれば……」 「ええ、面倒な。話は先ほど鬼龍殿より聞いたが、どの道同道しておるのだから一緒に来ればよいではないか