エントリーの編集
![loading...](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/common/loading@2x.gif)
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
![アプリのスクリーンショット](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/entry/app-screenshot.png)
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
【自由詩】鳥人間コンテスト
ヒトラーの「わが闘争」を いつもポケットに入れていた まるでサリンジャーの小説の 脇役のようなH君か... ヒトラーの「わが闘争」を いつもポケットに入れていた まるでサリンジャーの小説の 脇役のようなH君から 十二年ぶりに電話がきたのは 二年まえのことだった 十二年前H君は中国人の留学生にふられて 二浪して入った都立大学をやめて 名古屋の日雇い労働へ出かけたのだった その留学生が男だったと知ったのは 名古屋の寮からもらった電話でのことで 落ちこぼれ同士のぼくらでも そんな秘密もわけあえていなかった ぼくは同性愛者ではないとおもうと言ったら そう、 とさびしそうに笑って電話を切った 中日ドラゴンズはそのころまだまだ弱かったと思う サン・テグジュペリをのせた飛行機が 見つかったなんてニュースを きみだけはきっと信じなかったって知ってる 二年前ぼくはわるい女に狂っていて こころを搾取され 借金を肩代わりしてボロボロにやせ細り それでもはかない純愛のつもりで H君から突然の電話は 親があらひさしぶりね