前提を変えてしまえば、どんなことでも証明できる - bpspecial ITマネジメント

まず最初に知っておいていただきたいのは、世の中のどんな事象にも、もっともらしい説明を付けることが可能だという事実である。 名著『人を動かす』（原著" How to Win Friends and Influence People", 1937）で、著者のデール・カーネギーはこんなエピソードを紹介している。 刑務所に重罪で服役する犯罪者に話を聞くと、10人中10人までが、いかに自分の犯した罪が“仕方のない”ことだったのかを論理的に説明できるのだという。 その原因は時に自分の育った環境だったり、犯罪が起きた状況だったりするのだが、とにかく誰もが「いかにその犯罪が仕様のないこと」であったかを証明し、自分は加害者というよりも、その“不幸な巡り合わせ”の被害者であったのかを立証できるというのだ。 殺人を犯した犯罪者ですらそうなのだから、ビジネスの場で繰り広げられる論理展開など、どのようにでも作り上げ

[utaq-999]

悪魔的ノウハウですが。