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「孔明流」部下の本心を見抜く7つのテスト | 部課長の基本
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「孔明流」部下の本心を見抜く7つのテスト | 部課長の基本
一方、この当時、人を見抜くことがうまかった英雄といえば曹操と劉備の2人になる。ともに共通しているの... 一方、この当時、人を見抜くことがうまかった英雄といえば曹操と劉備の2人になる。ともに共通しているのは、幼少の頃から厳しい現実や人間関係に投げ込まれ、鍛え上げられたことだ。 逆に、温室で育てられてしまった現代の2代目や、戦乱を避けた孔明には、こうした経験が決定的に欠けがちになる。人を見抜く知恵や勘は、現実にもまれてはじめて身につくもの、坐学だけでは歯が立たなかったのだ。 孔明自身も、自分の弱点は自覚していたようで、こんな文章を残している。 「なにがむずかしいといって、人間を見分けるよりもむずかしいことはない。なんとなれば、善人が必ずしも善人らしい容貌をしているとはかぎらないし、悪人が悪人らしい容貌をしているとはかぎらないからだ」(将苑) しかし、孔明が見事だったのは、この弱点を克服すべく努力を重ね、その結果、7項目の人物鑑定法を編み出していったことだ。 1、ある事柄について善悪の判断を求め、