普天間政府案 民意欺くワーストの案だ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

社説 普天間政府案 民意欺くワーストの案だ2010年3月27日 岡田克也外相が２６日、ルース駐日米大使に米軍普天間飛行場移設の政府案を提示した。シュワブ陸上に造るヘリパッドにいったん移し、最終的には勝連沖の埋め立て地か徳之島へ移すという案だ。 沖縄にとって、シュワブ陸上案という最悪の選択と、勝連沖埋め立てという最悪の選択を、二重に実施することになる。これ以上悪い案は、思いつくことすら難しい。とてもまともに考えた案とは思えない。 同日、北沢俊美防衛相は仲井真弘多知事に対し、「鳩山由紀夫首相は負担軽減のための案を練ろうという思い」と述べた。同じ案を指しているのなら、これで「沖縄の負担軽減を図る」と、いったいどういう理屈で思えるのだろう。不思議でならない。 政府高官は「（普天間の負担を）５割以上減らせるかがポイントだ」と述べている。北沢氏も「分散移転でいろいろな案を考えている」と話した。

[PuHa]

八ッ場ダムは単体では作った方がよいと後からわかってきたが、発言を撤回せずに象徴として中止が決まり今年法案が提出予定。有言実行、公約実行、ダブルスタンダードは想定内。だが第三の道ワーストは想定外。

[daiyusaku]

せっかく自民がシュワブ沿岸で折り合わせたのに自民憎しで沿岸案を棄てた結果、代替案を出せず元の沿岸案にも戻せず。どうする？徳之島なんて「熱き島民」の前ではどうしようもないし。そもそも基地分散はダメっしょ

[finalvent]

「沖縄にとって、シュワブ陸上案という最悪の選択と、勝連沖埋め立てという最悪の選択を、二重に実施することになる。これ以上悪い案は、思いつくことすら難しい。とてもまともに考えた案とは思えない。」