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サッカー心理学評論:ハリル監督に足りない日本人論
6月にFIFAワールドカップ・ロシア大会を控える中で、サッカー日本代表・ハリルジャパンの迷走が話題を集... 6月にFIFAワールドカップ・ロシア大会を控える中で、サッカー日本代表・ハリルジャパンの迷走が話題を集めています。ハリル監督は現役時代にはフランス・リーグで得点王を獲得するなど名選手で、2010年ワールドカップではアルジェリア代表を率いて史上初のベスト16に導きました。母国でないサッカー新興国の代表監督で功績を上げたことが評価されて日本代表監督に就任したわけですが、本番3ヶ月前になっても未だにチームの形が見えてきません。マスコミからもファンからもハリル監督は批判の嵐にさらされています。ここでは、ハリル監督は一体何を取り違えたのか、どうするべきだったのか、心理学的に考えてみましょう。 ハリル監督の3つのコンセプトvs日本人最大のアドバンテージ 監督は「縦に早い攻撃」、「デュエル(1vs1の真剣勝負)」、「調子のいい選手の起用」をコンセプトにしているようです。「世界と戦える」と自信も持っている