人事院総裁・谷公士氏の反乱 - 池田信夫

難航する公務員制度改革が、今度は人事院の反乱でもめています。新設される予定の「内閣人事・行政管理局」に人事院の機能を一部、移管するための「工程表」を決める国家公務員制度改革推進本部の会議に、人事院の谷公士総裁が出てこなかったからです。 谷氏は、霞ヶ関では一種の有名人です。郵政事務次官として地デジの実施を決めたあと、2001年に退官し、（財）マルチメディア振興センター理事長に天下り、（財）郵便貯金振興会理事長や（財）日本データ通信協会理事長を歴任したあと、「冷却期間」の切れた2003年にJSATの会長になりました。さらに2004年に人事官に就任し、2006年に人事院総裁に互選されました。天下りが当たり前の霞ヶ関でも、これほど多くのポストを渡り歩き、おまけに霞ヶ関に「里帰り」したケースは珍しい。 だから谷氏の反乱は、霞ヶ関の総意なのです。もともと今回の改正国家公務員法は、安倍政権のもとで渡辺喜

[Jota_Shimazaki]

天下りして渡り歩く典型的な官僚の代表格、谷公士が国家公務員制度改革に反逆している件に絡めて、霞ヶ関官僚がいかに省益だけに偏った行動様式を堅持しているかを示している。　アクメツに出てきて欲しくなる

[branch]

「だから…霞ヶ関の総意」は意味不明。業務用メールにプライバシー云々は見当違い。個人情報保護法の所管は内閣府だし。RIETIの騒動を持ち出すのは私怨もいいところ。何ら具体的な論証になっていない。印象操作乙。

[n_y_a_n_t_a]

池田氏は元・中の人として話の信憑性はあると思う。どうですかね官僚ブロガーのみなさん。

[mustelidae]

うーむ。ただ…日本の行政機構の肥大化は利害調整の複雑化の結果であって、その複雑な利害を持ち込んでくるのは族議員などだ、という指摘もありますよね。だとすると、ほんとに強いのは誰なんだろう。

[tano13]

これはよい記事

[u-c-h-i]

橋下ではないが、こういうのは徹底的に潰して欲しい。有能であっても、むしろ有能であればあるほど、こういう人間はガンになる