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宮下志朗ほか訳『フランス・ルネサンス文学集1』足立巻一『やちまた』 - 池内 紀による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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宮下志朗ほか訳『フランス・ルネサンス文学集1』足立巻一『やちまた』 - 池内 紀による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
未知なるがゆえに生まれる創造/想像力十六世紀のフランスにアンブロワーズ・パレという医者がいた。床... 未知なるがゆえに生まれる創造/想像力十六世紀のフランスにアンブロワーズ・パレという医者がいた。床屋外科医より始めて国王の首席外科医になったのだから、それなりの人物だったのだろう。その人が晩年に「怪物と驚異について」を著した。計五十七点の図解つきで訳され、『フランス・ルネサンス文学集1』に収めてある。 図をながめているとすぐにわかるが、中国の『山海経(せんがいきよう)』、あるいはボルヘスの『幻獣辞典』を思い出させる。人間の顔をもつ鳥、頭がひとつの双生児、人頭魚身の生きもの……。思い出によると魯迅(ろじん)は幼いころ、宝の書として『山海経』をたのしんだようだが、空想好きの少年が、いろんな生きものの部分を組み合わせると、よく似た怪物のカタログができるだろう。 パリの元医者の場合は空想でも組み合わせでもなく、つねに原因があって、その結果として生じた異形の者たちだという。だからフシギの現象を引き起こ