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『遊楽としての近世天皇即位式』(ミネルヴァ書房) - 著者:森田登代子 - 原 武史による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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『遊楽としての近世天皇即位式』(ミネルヴァ書房) - 著者:森田登代子 - 原 武史による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
著者:森田登代子出版社:ミネルヴァ書房装丁:単行本(240ページ)発売日:2015-03-20 ISBN-10:462307... 著者:森田登代子出版社:ミネルヴァ書房装丁:単行本(240ページ)発売日:2015-03-20 ISBN-10:4623071898 ISBN-13:978-4623071890 「広場」に変貌した御所の南庭江戸時代の天皇は幕府の厳重な管理のもとに置かれ、京都御所に事実上幽閉されていて、生身の姿を一般庶民にさらすこともなかった。そう思い込んでいる人々は多い。天皇の研究をしているにもかかわらず、かく言う私もまたその一人であった。 ところが本書は、図像を含む多くの史資料を通して、江戸時代の天皇の即位式では一般庶民が京都御所の南庭に集まり、思い思いの姿で見物していたことを明らかにする。見物人は男性よりも女性の方が多く、授乳している女性までいる。彼女らの席から即位式が行われる紫宸殿(ししんでん)までは距離があったため、天皇の姿をとらえるのは難しかったが、式の後に天皇が着座した高御座(たかみくら)な