エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
『戊辰、維新はわれらが祖父の時代:東京日日新聞社会部編『戊辰物語』(岩波文庫)』
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『戊辰、維新はわれらが祖父の時代:東京日日新聞社会部編『戊辰物語』(岩波文庫)』
1928=昭和3年に『東京日日新聞』で連載されたもの。維新前後を生きてきた人物たちの回想を編集した一編... 1928=昭和3年に『東京日日新聞』で連載されたもの。維新前後を生きてきた人物たちの回想を編集した一編である。あわせて西南戦争前後の回顧録である「五十年前」(1926=大正15年連載)と、主として新撰組についての証言を集めた「維新前後」も収められている。 乱歩だったか、昭和前半期くらいは明治時代の本などいくらでもあったと書いているが、本書を読んで気付かされるのは、同様に1868年における革命を経験をした人間がまだまだ存在したという事実である。明治、大正、昭和と区切ってしまうと各時代がずいぶんと違ったもののように思えるが、年数だけを見ればたかだか60年。ちょうどいま、われわれの曽祖父、祖父が敗戦前後を回想するようなものだろう。 敗戦前後については、それなりに市井のひとびとの証言が色々と出回っているのだが、さすがに明治維新前後となるとなかなかそういったものも見当たらない。正確にいえば口語体の東