永野椎菜『10月11日』

さっき、デビュー前のライブ活動をずっと手伝ってくれていてそして前座で歌ってくれていた声優の田中一成君の訃報を知りました。 あの頃の面影が今もまぶしいです。 彼はいつもライブ後に、よく泣いてて… それをフォローしてるうちに僕がもらい泣きして… それを高山さんが呆れながら優しくフォローして… そんなコントのようなパターンを繰り返していたよね。 あの頃、リハの後、毎回、居酒屋に行くたび 一成君達がピラニアみたいな勢いでバカ食いするから 居酒屋のハズなのにとてつもない額になって おごる側の高山さんと僕は毎回、財布の中身を確認し合ってたんだゾ（笑） 舞台装置を壊したり、いつもリハは大騒ぎで 僕が怒って、高山さんがフォローして そして最後は泣いて、笑って… 吉本新喜劇のような日々だったよね。 感動屋さんで、熱血漢で、優しくて、人懐っこくて…イイ奴という言葉がピッタリな男でした。 病弱な僕より先に逝くな