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『セラピストになった理由②』
前回の記事 セラピストになった理由① 傍目からは順調に見えていた私の人生において、「一年足らずで退職... 前回の記事 セラピストになった理由① 傍目からは順調に見えていた私の人生において、「一年足らずで退職」という、初の挫折を味わいます。 退職後しばらくはアルバイト生活を送りましたが、心のどこかで少しほっとしていたのも事実です。 大学生時代のように、自分を定義せずやりたいことを模索できる、モラトリアムな状態に戻りましたから。 ただ、親からのプレッシャーもあり、そんな気楽な生活もそうそう続けられず、やがて会社勤めを始めます。 もともと、「できない」と言えない性格と、本人のやる気とは関係なく仕事をこなしてしまう器用さから、勤め先の成績はかなりよく、会社からは信頼を得られる立場になりました。 でも、来た仕事をこなすだけで、やりがいも感じられず、また、仕事をやればやるほど仕事がどんどん私に回ってくる悪循環で、私はただただ疲労感だけを感じていました。 プラベートでは幸いにも、良いパートナーに恵まれて幸せ