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『街色の海と海色の街 Ⅱ(その8)』
「こうして会うのって久しぶりだよね、お姉ちゃん」 「元気そうだね」 「あいかわらず」 「人がいっぱい... 「こうして会うのって久しぶりだよね、お姉ちゃん」 「元気そうだね」 「あいかわらず」 「人がいっぱいでびっくりしちゃった」 「あたしもお姉ちゃんを見つけてびっくり」 「あの時以来かな」 「でも、あの時は歌わなかったよ。 あいつを見つけてお姉ちゃんが ひっぱって行っちゃったから」 そう言って霞が笑った。 「おいしいでしょう、ここのオムライス」 「うん、いつもコンビニのお弁当だから」 そう言いながら霞はオムライスを口に運んだ。 今日はプラスチックのスプーンじゃない。 「お姉ちゃん仕事は」 「今日はお休み」 「そうなんだ」 霞は姉の様子が以前とは少し違うと感じていた。 毎日同じような生活をしている自分と違って いろいろあるんだろうな。 ストーカーの事件もあったし。 「ねえ、夏休みはとれるんでしょう」 ストーカー事件のことを 詳しくきいてみようと思っていた霞は、 不意を突かれてあいまいな返事をした