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うちのじーさまの話とじーさまのいとこの話
昭和の一桁頃 九州の山奥へ駆け落ちした夫婦がいた。 小さな山間の集落で自転車屋を営み、一男三女をも... 昭和の一桁頃 九州の山奥へ駆け落ちした夫婦がいた。 小さな山間の集落で自転車屋を営み、一男三女をもうけ ささやかながら幸せに暮らしていた。 一番上の長男が小学校の高学年になった頃 父親が事故にあい、帰らぬ人となってしまった。 元々病弱であった妻もその二年後 後を追うように亡くなってしまった。 残された子供達は一番上で中学にあがって間もない長男と姉妹達。 若く働き手として期待できる長男は養子先として引く手はいくつかあった。 知り合いの子供のない薬局屋さんから養子に来ないかと誘いがあった。 長男は断った。 当時別の集落でそれなりに権力があった家に 嫁いでいた長男の母方の叔母がこう言ったのである。 妹たちの養子先をきちんと用意してやる。 お前の親父の名字も残してやる。 その代わり、うちに丁稚に来い。 長男はその取引に応じた。 自分より年下の従兄弟のおもりをし 学校へ行きながら、一人畑仕事をするこ
2016/11/15 リンク