ツバメと暴走族と

3年ぶりに実家に帰った。 無人駅からの見慣れた帰り道。心なしか家が減ったような気がする。 実家の軒先にツバメが巣作りをしていた。今年は4家族。かわいい。 うちの町は朝と夕方に防災無線からメロディが流れる。メロディに合わせてチュンチュン鳴くツバメたち。うん、かわいい。メロディに向かって遠吠えをしていた、もう亡くなってしまった犬を思い出した。あいつもかわいかったな。 タケノコごほんと山菜の天ぷらをめっちゃ食べた。近所の人がくれたり、道の駅で買ったり。そういう良さがここにはある。 夜は信じられないくらいの暗闇。ときおり列車が通って、踏切の音が聞こえる。静か。カエルはまだいない。 突然、遠くの道路からパラリラ、パラリラとクラクションが鳴り響く。暴走族だ。人いたんだ……。それぐらいしかすることがないのかもしれない。 徒歩でいける個人商店が閉店していた。一番近いセブンイレブンがコインランドリーになって

[c_shiika]

愛を買おうにもコンビニすらない

[sextremely]

“鈍行の揺れ方では人生の意味はわからなかった。” “最後の一行がなければよかったのに”

[muradown]

もう少しガチ目の田舎だったら戻ってくる選択肢がそもそも無いだろう

[notr85]

山菜の天ぷらいいなあ……

[junjun777]

暴走族がいる田舎。限界にはほど遠い。配偶者は暴走族の音が何かわからなかった。私は暴走族の音はフィルタリングされて聞こえない。ちょうど 義実家の蛙の声と同じ。

[sds-page]

鉄道駅があったり光回線引ける程度の田舎