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【愛の◯◯】触れて、握って、そして - 音楽と本、それからそれから……。
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【愛の◯◯】触れて、握って、そして - 音楽と本、それからそれから……。
終業式。 明日から冬休み。 クリスマスには登校できないので、放送部の教え子たちのために、前倒しでケ... 終業式。 明日から冬休み。 クリスマスには登校できないので、放送部の教え子たちのために、前倒しでケーキを買ってきてあげた。 放送室兼放送部室で、引退した前代部長の仰木(おおぎ)さんも加わって、女の子たちがケーキを味わっている。 わたしは顧問だし、別に食べなくってもいいかって思っていたんだけど、 『小泉先生も食べてくださいよ~』 と促されたので、いま、少し離れたところで女の子たちの様子を眺めながら、ケーキが乗った紙皿を持っている。 「8等分したから、余っちゃったわね。あと2つ、だれが食べる?」 新部長の尾石(おいし)さんが言う。 即座に中嶋小麦(なかじま こむぎ)さんが挙手し、 「はいはいはーい、わたし、食べる!! こーゆーのは早いもん勝ち」 と大きく元気な声で言う。 「言うと思った。『早いもん勝ち』だって」 そう言いながら、苦笑いで小麦さんの紙皿に余りのケーキを乗せる尾石さん。 「残り1つ