中部経済同友会、23年度事業計画を発表：ニュース：中日BIZナビ

中部経済同友会は24日、名古屋市内で定時総会を開き、2023年度の事業計画を決定した。重点課題の一つに「企業を取り巻く安全保障」を挙げ、新たに「安全保障から経営を考える委員会」を設置した。 新委員会は新東工業の永井淳社長が委員長を務め、NTTコミュニケーションズの有村和信・東海支社長、みずほ銀行の石川卓・中部リージョナルグループ長らが副委員長に就いた。 定時総会後の記者会見で、本年度の中部経済同友会筆頭代表幹事を務める天野源之・天野エンザイム社長は「日本経済が落ち込み『失われた30年』といわれる中、企業は海外に出ないと成長が描けない」と指摘。「世界情勢や安全保障への深い見識が必要だ」と新委員会設置の意義を語った。 総会では、ノリタケカンパニーリミテドの加藤博社長が新たな代表幹事に就任する役員体制も正式決定した。 このタグを「あなた向け」に登録しますか？ 新東工業 ノリタケカンパニーリミテド