エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
いわゆる「Fラン」を視野の外においた大学改革批判 - 29Lib 分館
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
いわゆる「Fラン」を視野の外においた大学改革批判 - 29Lib 分館
山口裕之『「大学改革」という病:学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する』明石書店, 2017. 大学... 山口裕之『「大学改革」という病:学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する』明石書店, 2017. 大学論。日本における競争主義的な方向への大学改革と、大学への急激な予算削減に対して危惧を表明し、国内外の大学の歴史をひもとき、日本の大学の客観的な現状を示しながら、あるべき大学改革を説くという内容である。著者は徳島大学所属の哲学者で、著書もけっこうある。 中では次のような主張が展開されている。「一時期もてはやされた米国の大学の特許戦略は大して巧くいっていない」「日本の大学入試は入学者の学力を高める効果がある」「一方で偏差値の高い大学の卒業生を雇用しても企業の生産性は高まらない」「しかしながら企業の専門スキルに対するニーズは低く大学での職業教育は機能しない」などなど。きちんとデータや先行研究を示しての説明なのでなかなか説得力がある。 著者の示す解決策は「政府はこれまでどおり予算を大学に付け、研