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「狭い回廊」に入って留まり続けることの困難 - 29Lib 分館
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「狭い回廊」に入って留まり続けることの困難 - 29Lib 分館
ダロン・アセモグル, ジェイムズ・A.ロビンソン『自由の命運:国家、社会、そして狭い回廊』櫻井祐子訳,... ダロン・アセモグル, ジェイムズ・A.ロビンソン『自由の命運:国家、社会、そして狭い回廊』櫻井祐子訳, 早川書房, 2020. 制度の観点から各国比較をするという試み。『国家はなぜ衰退するのか』の続編となる。長いけれども一般向けである。原書は、The narrow corridor: states, societies, and the fate of liberty (Penguin, 2019.)である。 前著で「包括的」と「収奪的」の二つに分類された政治経済体制のうち、「収奪的」の方がさらに「専横的」と「不在」に分割されている。前者は国家が強すぎるケースで、後者は国家が機能せずに「社会」が強すぎるケースである。このときの「社会」とは、部族だったり、階級だったり、中間共同体だったりいろいろだ。「専横的」と「不在」のどちらのケースも、暴力を抑止することができず、個人の自由が失われる。結果