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『うつむく青年』詩と歩む・丈の47の詩篇①【谷川俊太郎】 - 美城丈二@魂暴風;Soul storm
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『うつむく青年』詩と歩む・丈の47の詩篇①【谷川俊太郎】 - 美城丈二@魂暴風;Soul storm
うつむいて うつむくことで 君は私に問いかける 私が何に命を賭けているかを よれよれのレインコートと ... うつむいて うつむくことで 君は私に問いかける 私が何に命を賭けているかを よれよれのレインコートと ポケットからはみ出したカレーパンと まっすぐな矢のような魂と それしか持ってない者の烈しさで それしか持とうとしない者の気軽さで うつむいて うつむくことで 君は自分を主張する 君が何に命を賭けているかを そる必要もないまばらな不精ひげと 子どものように細く汚れた首すじと 鉛よりも重い現在と そんな形に自分で自分を追いつめて そんな夢に自分で自分を組織して うつむけば うつむくことで 君は私に否という 否という君の言葉は聞こえないが 否という君の存在は私に見える うつむいて うつむくことで 君は生へと一歩踏み出す 初夏の陽はけやきの老樹に射していて 初夏の陽は君の頬にも射していて 君はそれに否とはいわない 谷川俊太郎先生のお作『うつむく青年』 混声合唱曲の作詞として1971年度に 発表なさ