難関大学の難しさ - 考えるのが好きだった

何年か前、二極化とか格差社会という言葉がはやった頃、難関大学に入学するのはかなり難しいと思われた。入れそうな大学、と入りにくい大学の差が極端になった頃だと思う。 しかし、ここ数年、私は、動向が変わっているのではないかと思う。（思っているだけ。） その気になって、本気になって、基本からじっくりやれば、難関大学でも、けっこう入れるんじゃないかと思うのだ。ただ、イマドキの子どもは、小さい頃からじっくり、しっかり丁寧に勉強をしていない。だから、入りにくい、ただ、それだけのような気がする。 もし、（あり得ないけど）英語だったら、昔の検定教科書を使って勉強をしていたら、楽勝じゃないかと思う。 数学だって、計算問題を徹底的に訓練して、定理の証明なども、基本からしっかり理解してやっていれば、たいていのことは、思考法として応用的なものばかりだから、基本の思考法を体得していれば、あとは、多少の訓練である。 イ

[heis101]

『名ばかり大学生』では、難関大では、今の大学入試のほうが、数十年前より難しいことを検証している。「中学入試の時点で難関大へのパスポートは配り終えられている」が印象的だった。